フライングですが、Taylor McFerrin と石若くん
最高だったのでかきます!
ヒューマンビート、RAPフリースタイル、後ろノリのロービート、
ダークでheavyな四つ打ちグルーヴ…に、上モノエレピがなんてきれいなこと!
琴線に触れるフレーズもツボすぎでした!
予備知識ないクラブ好きも絶対たのしめるし、ジャズのリスニングタイプの人もポジティブなサウンドの今を感じとれるんじゃないかな。
聴かせる歌モノと、ダンストラックの配達バランスがちょうどよく、素晴らしいDJの一夜を体感した後味に似てる。ジャズも、テクノもヒップホップもかかる。
クラブみたいにこんなに一心不乱に踊れたライブははじめて、、というかサウンドがタイプすぎた 気持ちよすぎる。
そして、今回一番重要なことは、テイラーと組んだ石若くん。日本人の若手ドラマーのブッキングは本当に意義深いと思う。
わたしは菊地成孔さんのモダンジャズディスコで一緒していたのでこの界隈では以前からとても注目されたのをしってたけれど、
でも坂道のアポロンとかの日本のジャズ界のなかでのイメージでした。
いまアメリカの若いジャズは、もっとクラブサウンドとまじりあっているものも多く取り上げられてる。
今回のテイラーとかグラスパーとか認知されてるしレコード会社の動きも活発。
でも果たして日本では?マーカス・ギルモアや、クリス・デイヴみたいな日本のドラマーや、
クラブサウンドをつくる同世代感覚のジャズミュージシャンはいるのかな、と私はずっと気になってたし、探してます。
今回の石若くんのテイラーとのライブを機に、
彼はもうこういうサウンドのユニットをはじめちゃうんじゃないかな。とか、いや、もう実際つくってるよ!かもね。
そんな感覚の(ジャズ)ミュージシャンが絶対いるんです!!
かっこいいな!
海外の新ジャズの動きは取り上げやすいけど、
日本の新しい動きはまだ整理されていないように思う。
だからいま私の夢中はソコです。
今回の石若くんの抜擢で、日本のジャズの新しい動きがもっと注目されることを期待しています。
http://www.beatink.com/Events/TaylorMcFerrin/