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わたしの MIX 作品 が ようやく 完成しました!!
今回は、
ニューヨーク ラテンコミュニティー のレーベルとして知られる
「 アメリカン・クラーヴェ 」
1980年から最新は2012年まで現在もリリースを続けるレーベルです。
キップ・ハンラハン という 奇才プロデューサーが
このレーベルをつくりあげているのですが、
彼は、有名な映画監督ゴダールや、
マイルス・デイヴィスのプロデュースで知られる
テオ・マセロに師事し、深く文学にも精通していて、
生まれ育ったブロンクスのラテン系移民コミュニティからみる
アメリカの文化社会について
音(のかけあわせ)で
言及しました。
もし まだ アメリカン・クラーヴェの CD を手にしたことがない方、
レコードでもってるけど、最近のクラーヴェは・・・
という方(わたしもその一人でした;)
一度 CD を 手にしてみてください
文学的だったり、映画のようだったりする
美しいデザイン と 言葉の引用
キップ本人の解説を見ても、
慣れ親しんだ 音楽パッケージとは
ぜんぜん感触が違うことがわかるとおもいます。
またキップ・ハンラハンのプロデュースワークは すでに
多種多用に変貌をとげる 20〜21世紀のジャズのなかの
一つのジャンルにもなっているようです
わたしもクラーヴェの音源をすべて聞き
映画を無音にして映像と一緒に
現場MIXをなんども繰り返しました
(1年越し・・!)
が、
結果2時間をこえてしまい
まずは 序章的に 60分 にまとめたのがこのMIX
わたしの嗜好がわかる方は
納得かと思いますがw
まるで恐怖映画・・ (DOPEとホラー 紙一重!?)
こうなったら開き直って
・・・ホラー映画さながらのハラハラ感で都会のアンダーグラウンドを彷徨い、耳元の囁きに導かれれ官能的な一時を過ごす。その間には躍動感あるダンスや、穏やかで埃っぽいクラーヴェのリズムがあって。でも気づくと全部それは夢の出来事のようにいつしか遠ざかり、扉を閉ざし、過去のものとなった。・・・
そんな都会の夜をイメージした60分です。
朝聞き厳禁(笑)
このJJazz,Net のページから
ディスクユニオンさんとの共同企画として
作品解説〜購入まで
スムーズに調べることが可能です。
以下に トラックを記載したので
ぜひ チェックしてみてくださいね♪
ちなみに 一番トラックを使用したアルバムは
El Negro & Robby「AT THE THIRD WORLD WAR [la timba no es como ayer]」
バラエティ豊富で 1曲1曲の個性が際立ってます!!おすすめ!
あわせて、毎月20日更新の連載 神保町ジャズ部 にて
わかりやすい アメリカン・クラーヴェの特集をしています。
こちらも 聞きながら ぜひ 見てみてください!
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JJazz.Net特別企画「american clave Mixed By Hiroko Otsuka」
N.Y.生まれの鬼才、キップ・ハンラハンが主宰するレーベル「
DJ大塚広子が選曲&MIX。
選曲/MIX:大塚広子 http://djotsuka.com
放送期間:2014年3月26日~2014年4月23日(17:
american clave 公式サイト
american cleve MIXed by Hiroko Otsuka
1 Kip Hanrahan / Shahrazade(opening) [A Thousand Nights and a Night] 0:00~
2 Kip Hanrahan / No Baby(1) [At Home Anger, which could also be called IMPERFECT, happily] 05:33~
3 Alfred Triff / Club Casino de la Playa [21 Broken Melodies At Once]06:07
4 El Negro & Robby / Far From Beirut(Lino 5)[At The Third World War (la timba no es como ayer)]07:30~
5 Paul Haines / Curtsy [Darn It!] 09:05~
6 Astor Piazzola / TanguediaⅢ[Tango: Zero Hour]11:10~
7 Teo Macero / Un Poco Diablo [Teo]14:31~
8 Kip Hanrahan / You can tell a Guy by his Anger [Exotica] 14:50~
9 Conjure / Loup Garou Means Changes Into [Cab Calloway Stands In For The Moon」17:30~
10 El Negro & Robby / Awe Shocks [Onto The Street(Still at the Third World War)]20:40~
11 El Negro & Robby / 3 for Africa [At The Third World War (la timba no es como ayer)]27:07~
12 Kip Hanrahan / One Summer Afrernoon (for Gil Evans)[Beautiful Scars] 30:20~
13 El Negro & Robby / The Moon Shows Red(Tsuki ga akaku michiru toki)) [At The Third World War (la timba no es como ayer)]33:47~
14 Jerry Gonzalez / Nefertitti [Ya Yo Me Cure] 36:50~
15 Piri Thomas / Mom and Pop Had Filled My Eyes With the Wondrous City [Every child is born a poet]44:45~
16 Alfred Triff / Distant Shore Dreams [21 Broken Melodies At Once]47:20~
17 Kip Hanrahan / …faith in the pants, not in the prick…” (Vallejo’s Folk Song);[Tenderness]48:46~
18 Kip Hanrahan / Real Time And Beautiful Scars [Beautiful Scars]53:42~