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ライナーを書かせていただきました。

もうすぐリリース!!

ジャズミュージシャン、奥平真吾さんの
最新作のライナーノーツを書かせていただきました。

ピットインミュージックさんから、
ジャズのこれからを見る方に違った切り口で書いてほしい
という嬉しいご依頼でした。

そんな奥平さんに強行インタビューを行って

新作のライナーを まとめました。

奥平さんは、わたしのDJのアルフィーで
お名前をみていたり、
あと、DJ的な出会いではありますが、
天才ドラマーとして
話題を生んでいた79年の
ファーストアルバム
「処女航海」
を買って存じておりました。

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あと、DJで よく使っていた
ドラムバトルもの!

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「この話はやめてくださいよ〜笑 」といいながら、
昔のレコードを出したらたくさんの
お話も聞けて。

「ドラム企画 流行ったよね〜
でもこのジミー竹内先生やジョージ川口さんと組んだドラムバトル、
ドナルドベイリーのこのやる気ない表情っていったらないよね〜。
ジャケットの写真 パンツみえちゃってるもんね笑
でもベイリーってすごくて彼のボサノヴァやラテンのドラミングは本当に魔法のようだったんですよ。」

実は、昨年のTOKYO CROSS OVER JAZZ FESTIVAL

ゲストだった カルロス・ガーネットの
ステージで 名指しで引っ張り上げられたのが

奥平さん

でした。

リアルな NY の現場で、カルロスに出会い
70年代からの長いブランクを経て
新生カルロスガーネットバンドのドラマーとして
活躍していた奥平さん。

来日するときに カルロスは どうしても
奥平さんと共演したかったみたいです。

そして 現地NYでは マッコイ・タイナーとご近所さん。

新作では ”となりのマッコイ”

というニックネームのついたオリジナルも聴けます!

新作に至る経緯もさることながら、
これからの ジャズシーンに対する
リアルな意見、日本とNYのジャズに対する接し方の
違いもダイレクトにお話がきけました。

最新作の内容を ライナーの一部からちょっとご紹介。
ストレートかつ アフロポリもある、
DJにも ぜひきいてもらいたい内容です!!!!

・・・幼少期に過ごしたアフリカ、ケニア湾岸のインド洋を想って書かれたナンバーで、8分の6拍子のパーカッションアンサンブルからサンバ調へ急変していく絶妙なアフロポリリズムが見事だ。しかもパーカッションに混じるウッドブロッグサウンドは太田剣の舌鼓であるからなおさらライブをみたくなる。様々な音色が混じりあいグルーヴを生み、ラストメロディまで観客と一緒に傾れ込み幕を閉じる。
奥平さんに好きなアーティストはと聞くと、「見ての通り影響をうけたのはエルヴィン・ジョーンズだし高校からはもうトニー・ウィリアムス漬け・・ジャック・ディジョネットもそうだね。でもリーダーとしてどうなりたいかを考えたら総合的にもアート・ブレイキーに行き着くんだ」
と。まさにその気迫が感じ取れる迫力と、そしてインタビューの最後に語ってくれた言葉は胸に熱く響いた。
「イリノイ・ジェケーが言っていたんですけど、当時差別や生活で苦しいことがどんなにあってもステージに立つとそこには素晴らしい世界だけがある。全部報われるんだって。感動と同時にすごく共感して。その気持ちを一人でも多くのお客さんに伝えられたらと思うんですよ。」・・・

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「didn’t know what time it was
時さえ忘れて 奥平真吾THE FORCE ライヴ・アット・新宿ピットイン」

ピットインレーベル
CD:PILM-0002 2,500円(税抜価格2,381円)
発売日:2013年 4月10日(水)

ピュアなるジャズドラマーの最高峰、熱き思いを込めて会心のマイルストーン in the groove 限りなく自己の内面から湧き出るエナジーを、熱く、熱く、意のままに!!

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奥平真吾THE FORCE
奥平真吾(Ds)太田 剣(Sax)宮川 純(Pf)須川崇志(B)

1, アイ・ディドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ (リチャード・ロジャース)
2, スケーティング・イン・セントラル・パーク (ジョン・ルイス)
3, マッコイ・ネクスト・ブロック(奥平真吾)
4, マコンデ (奥平真吾)
5, ザ・ピーコックス (ジミー・ロウルズ)
6, オーシャン・ドリーム (奥平真吾)

INFO → 奥平真吾 HP
http://www.pit-inn.com/okudaira/

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