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M-Swift 松下昇平 New Single ライナーを担当しました。

2016年末の私のコンピレーション『PIECE THE NEXT JAPAN BREEZE』で、未発表曲として収録させてもらったM-Swift =松下昇平氏の音源「Come on up for a while」が、とうとう7インチとなってリリースされます! 

2014年にロンドンでレコーディングされてから、このリリースまでには生き生きとした物語があって。

わたしが音源を耳にした時の感動も含め、思いの丈を
ライナーに書かせていただきました。

まだまだ書き足りない!

VOCALでフィーチャーされている
Lex Cameronは、2017年のOmarの3年半ぶりの最新作で、Robert Glasperとの楽曲に参加していて、また同作の客演で大きく注目されたLeon WareをOmarと繋げる役割を担っているロンドン・シーンには欠かせない人物!

そして、待ちに待ったリリースライブが、今週末ということで、本当におめでとうございます!!

国内屈指のメンバーの生演奏での
絶対必見のライヴ!

<M-Swift “Moving with the changes” Release Party vol.01>
2018年1月14日(日)
1st Open 13:45 Start 15:00 2nd Open 17:30 Start 19:00
■開催場所:JzBrat
■メンバー:松下昇平(g)、堀 秀彰(p)、中林薫平(b)、服部まさつぐ(ds)、川崎太一朗(tp)、佐瀬悠輔(tp)
■スペシャル・ゲスト:×××(vo)
■入替制 各ステージ / 予約¥4,500 / 当日¥5,000
※1stステージのみ【3歳未満:無料】【3歳〜小学生:半額】
※2ndステージは18歳未満の入場はご遠慮頂いております。

■ご予約について
http://www.jzbrat.com/liveinfo/2018/01/#20180114

以下ライナー一部抜粋です。

******
・・・・・・・・世界のM-Swiftと話せたことも信じられなかったけれど、さらに驚いたのはその音源だった。そこには、10年前の印象と変わらないワールドクラスのクオリティの高さ、洗練度がさらに増したアレンジ、そしてジャズにすっかり傾倒した自分にとっても心地よく感じる生々しい演奏力や質感が溢れていて、私は心底惚れ込んだ。そして、私自身が数年前から展開しているコンピレーション『PIECE THE NEXT JAPAN BREEZE』(‘16)収録のオファーを申し出た。それが、本作SIDE Aに刻まれている「Come on up for a while」である。この曲解説のための情報をヒアリングした際、彼が語ってくれた内容は、これまでの経緯やその時の制作風景を物語る実に生き生きとしたもので、曲の味わいをより一層深くした。その一部をぜひ紹介したい。

 2014年、意を決してロンドンにいるNick Cohenに松下がメールをしたことから、ことは始まる。
・・・・・・・・メールの返答はこうだった。「今まで多くの曲を書いてきて、自分の中からフレッシュなものがでてくるなんて思うな。アイディアを幾つか持って、ロンドンのみんなと一緒に作ろう」。松下はすぐさま2週間後のチケットをとり、ロンドンへ。持ち物は約40個のアイディアだけで十分だった。ラッセルスクエアにあるNickの家に滞在し二人で曲を書きながら、ノースロンドンのスタジオを行き来する。このNickのスタジオにはロンドンの凄腕ミュージシャンたちが時間を見つけて集まってくる。
・・・・・・・・・・・

彼はレコーディングの日々をこう振り返る。「面白かったのはいつ誰が来るかわからないロンドン・ネットワークに入れてもらったこと。予定が全くたたないけど、必ず集まれば良いものが生まれる。そうだよね。こうやって近所の兄さんたちが音楽をやっているわけで。今日は時間あるからお前のを手伝ってやるぜと。ロンドンから面白い音楽が生まれるわけが分かった気がする。スターミュージシャンでもそのスピリッツを失っていない。スタジオもかなり良い機材が揃っていたけど、いわゆる録音スタジオではないんだ。DIYだよね」。

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